メジャーリーグベースボールのポストシーズンは、レギュラーシーズンの終了後の10月に開催されており、最終的にアメリカンリーグ(AL) とナショナルリーグ(NL)の優勝チームがワールドシリーズで対戦してチャンピオンを決定する。
MLBのポストシーズン
MLBのポストシーズン(プレーオフ)に挑戦できるのは全30チームのうち、各リーグから6チーム、合計12チームです。

地区優勝チーム
各リーグの3つの地区(東・中・西)それぞれで最も成績の良いチーム、両リーグ合計で6チームがプレーオフ出場権を獲得します。それぞれの地区1位の中から勝率のいい2チームがシード権を獲得してディビジョンステージから戦います。

ポストシーズン進出チーム
地区優勝を果たした3チームを除くチームの中から、年間の勝率が上位3チームがワイルドカードとしてプレーオフに進出します。
これで合計12チームがポストシーズン(プレーオフ)に進出します。
ワールドシリーズ優勝までの道のり
2022年シーズン以降は、10月にアメリカンリーグとナショナルリーグそれぞれ6チームずつ、合計12チームがプレーオフへ進出する。レギュラーシーズンにおいて東地区、中地区、西地区で1位の成績で地区優勝した3チームと、ワイルドカードの3チームが進出する。ワイルドカードは地区優勝を除いたリーグ12チームの内で、最も勝率の高い3つのチームに与えられる。地区優勝チームを勝率順に第1、第2、第3シード、ワイルドカードも勝率順に第4、第5、第6シードとする。レギュラーシーズン終了後にポストシーズンは「ワイルドカードシリーズ」→「ディビジョンシリーズ」→「リーグチャンピオンシップシリーズ」→「ワールドシリーズ」と進行する。
ワイルドカードシリーズ
ワイルドカードシリーズは各リーグ2カードが組まれ、第3シードと第6シード、第4シードと第5シードがそれぞれ対戦する。試合は3回戦制で行われ、先に2勝したチームがディビジョンシリーズへ進出する。すべてシード順の高いチームの本拠地で行われる。
ディビジョンシリーズ
ディビジョンシリーズ(地区シリーズ)は両リーグ2カードずつ組まれる。ワイルドカードゲーム第4シード対第5シードの勝者と第1シード、ワイルドカードゲーム第3シード対第6シードの勝者と第2シードがそれぞれ対戦する。試合は最大5回戦の予定で行われ、先に3勝した勝者2チームがリーグチャンピオンシップシリーズへ進むことになる。
リーグチャンピオンシップシリーズ
リーグチャンピオンシップシリーズ(リーグ優勝決定シリーズ)は7回戦制で行われ、先に4勝したチームが出た時点でリーグ優勝となり、ワールドシリーズへの出場権を獲得する。
ワールドシリーズ
ワールドシリーズはアメリカンリーグ、ナショナルリーグの優勝チームが対戦する。7回戦制で行われ、先に4勝したチームがワールドシリーズチャンピオンとなる。1903年・1919年・1920年・1921年は9戦5勝制で行われている。指名打者制度は1976年から偶数年のみ全試合で採用、1986年から2021年まではアメリカンリーグ本拠地のみ採用、2020年と2022年以降は全試合で採用となっている。
原則、8月31日時点で当該チームの40人枠または60日ILに登録されている選手にポストシーズン出場資格があり、9月以降に加入した選手をポストシーズンのアクティブ・ロースターに登録することはできない。


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